中古で入手した2006年製のBOSS BD-2(Blues Driver)を、いよいよ改造(MOD)していきます。
前回の記事はこちら:【BOSS BD-2 MOD前所感】
改造しようと思ったきっかけは、基板構成やパーツの違いで歪みのニュアンスがどう変わるのか興味があったから。……なのですが、実はもうひとつ切実な理由がありまして。
ライブで電子パーカッションの「HandSonic(ハンドソニック)」を演奏する際、歪みペダルとしてBD-2を使っているのですが、どうも狙った音が出し切れず。特にウドゥ(壺)やタブラの音を薄く歪ませたときの質感が今ひとつしっくりこず、「EQで調整すればいいのでは?」というツッコミが聞こえてきそうですが(苦笑)、改造でここが解消されるなら……と、興味半分・期待半分で踏み切ることにしました。
ちなみに、基板にはBD-2ファンにはおなじみのオペアンプ「M5218」が鎮座していました(今回はそのまま活用!)。
さて、エフェクターの回路に関してはまったくの素人なので、ネット上の先人たちの情報を参考にさせていただきました。
今回手を入れたのは以下の箇所です。
・歪みの質に関係するダイオードの交換
・クリッピング回路の非対称化
・バイパス時の音痩せ解消
・トーンの効き具合の調整
・低音感の調整
・LEDの交換
パーツを色々と付け替えて試した中で、特にクリッピング回路のダイオードとトーン回路の抵抗の交換は、はっきりと変化が感じられました。
試行錯誤の末、クリップ回路のダイオードは「1N4001(1本)」と「1S1588(2本直列)」の組み合わせによる非対称化、トーン回路の抵抗は「47kΩ」に打ち換える形で着地。ほんのり心地よい倍音が足され、気になっていた低域の質感も好みの雰囲気に変化してくれました。
作業完了後、所有している2017年製のノーマルBD-2と各ツマミの位置を揃えて録音・比較してみたところ、劇的とまではいかないものの、波形やスペアナの表示にもMOD前には見られなかった確かな違いが現れました。
とはいえ、一番大切なのは「実戦で使えるかどうか」です。
手元でのチェックではいい感じになりましたが、アンサンブルの中で聴くとまた印象が変わるはず。バンドで鳴らしてみて違和感があれば、ダイオードや抵抗の定数を変えて音を追い直すつもりです(ついでに、ちょっと眩しすぎるLEDの明るさも調整したいところ……)。
まずは一度バンドリハーサルに持ち込んで試してみようと思います。せっかくなので、ギタリストにも踏んでもらって意見を聞いてみたいですね(自分用にチューニングしたので、「ギターだと使いにくい!」と言われてしまうかもしれませんが……笑)。
▼ 関連記事
.jpg)








