「ドラムのフレーズをカホンでどこまで表現できるか?」を検証する叩き比べシリーズ!
第9回目のテーマは、楽曲の盛り上がりやエンディング等で圧倒的な存在感を放つ【シンバル連打】です。
左右のスティックを使って複数のシンバルを連打するドラムのあの大迫力フレーズを、カホン+1枚のシンバルという省スペースなセッティングでどう再現するのか?
今回は、世界的な名ドラマーたちの技から着想を得た「特殊な手の使い方」を徹底解説します!
まずは動画で、ドラムとカホンの奏法の違いを比べてみてください。
◆ドラムとカホンの奏法比較
まずは基本的なアプローチの違いから見ていきましょう。
ドラムの奏法: 左右の手に持ったスティックで、複数のシンバルを左右交互に打ち込む
カホンの奏法: 1枚のシンバルに対し、片手(※私は左手)で「上・下・上」と打つ向きを変えて素早く連打する
◆【ここに注目!】1枚のシンバルを高速連打する裏技
1枚のシンバルを片手で連打するために使っているのが、こちらのストロークです。
1打目: 普通に手のひらを下に向け、「上から」打つ
2打目: 手のひらをくるっと返して、「下から(すくい上げるように)」打つ
3打目: 再び手のひらを返して、「上から」打つ
◆誕生秘話:ルーツは伝説のドラマーたち!
実はこの打ち方、ドラム界のレジェンドであるテリー・ボジオ(Terry Bozzio)やデニス・チェンバース(Dennis Chambers)のプレイからヒントを得ています。
彼らがドラムセットで、1枚のシンバルに対してスティックを「上から・下から」と交互に叩きつけて超高速連打を生み出しているのを見て、「これを手に応用すれば、カホンでも1枚のシンバルで高速連打ができるのでは?」と着想を得て編み出したテクニックです。
◆【重要】チャレンジする際の大事な注意点!
この奏法を試す際は、絶対にやみくもに叩かないでください。
シンバルのエッジ(フチ)部分は非常に鋭利です。フォームが崩れた状態で力任せに打ち込むと、手や指を切ってしまう大きな危険があります。
・最初は絶対に無理なスピードを出さず、超スローテンポから動きを確認する
・手のひらを返す角度と距離感をしっかりコントロールする
ケガを防ぎつつ、安全にコントロールできるよう少しずつ練習してみてくださいね!
◆まとめ
「名ドラマーのスティックワーク」×「手のひらの返し(表・裏)」
ドラムの再現にとどまらず、パーカッションならではの「素手」だからこそ表現できるアプローチの極致です。
左手のしなやかな返しと、安全なフォーム作りに注目して動画をチェックしてみてください!