シリーズ7本目となる今回のテーマフレーズは、ドラムの連打フィルインとして大定番の『タカドコ タカドコ タカドコ パン』です!
まずは動画で、ドラムの手足のコンビネーションと、カホンで再現した高速の打面移動を聴き比べてみてください。
◆ドラムとカホンの手順比較
今回のフレーズの手順と構造を比較してみましょう。
ドラム(手足のコンビネーション):
R L K K ➔ R L K K ➔ R L K K ➔ [R+L](スネア+シンバル)
カホン(手順の妙):
R L R R ➔ L L R R ➔ L L R R ➔ [R+L](スラップ+スプラッシュシンバル)
ドラムでは手足コンビネーションで鳴らす押し出し感の強いフレーズを、カホンではダブルストローク(R R / L L)を活かして、フレーズのニュアンス感をカバーしています。
◆解説:前回の応用!「ベース2打➔スラップ」の高速移動
テクニックの核心自体は、前回(#06)で解説した「右手三つ打ち&ベースからの高速移動」の応用です。
1. R L R R
一般的には R L R L と叩くところですが、続くフレーズへのスムーズな流れを考えてあえてこの手順(R R)にしています。
2. L L R R ➔ L L R R
続いて、左手・右手のダブルストローク(L L R R)で高音(スラップ)と低音(ベース)を交互にしっかり打ち込みます。
3. [R+L]
ここが今回のポイントです。連続するダブルストロークの勢いを殺さず、最後の「パン」で右手スラップ+左手スプラッシュシンバルへと一気に着地します。
前回学んだ「打面の反動を使った手首の引き上げ」ができていると、この変形三つ打ちもブレずに叩ききることができます。
◆まとめ
一見すると複雑な手の動きに見えますが、仕組みとしては「前回のテクニックを応用しているだけ」ということがお分かりいただけたかと思います。
ドラムの手足コンビネーションならではの「疾走感と音量の押し出し」を、カホンでどう表現するか―。
その答えの一つが、このダブルストロークを応用した手順です。ぜひ動画の手順テロップと合わせて練習してみてください!