GOLDEN AGE PROJECT の COMP-3A Jr 。
同じくGOLDEN AGE PROJECT のマイクプリアンプ PRE-73 Jr mk2 と合わせて、録音時に使っています。COMP-3A Jr のマニュアルには「3ポジションのTIMEスイッチによるAttcakタイムとReleaseタイムの最適なコンビネーション3つを切り替え可能」とあり、「最速のアタックタイム(1ms)」はAポジションで、ポジションB、Cについては記載はありません。
これまで「こんな感じかな」となんとなく設定して使っていたのですが、このコンプのことをちゃんと理解しようと思い立ち、アタックタイムを実測してみました。
テスト方法は、600HzのSin波を持続音、減衰音、増幅音の三種類を鳴らして、THRU・A・B・C それぞれ録音しました。
まずは、持続音から。
●THRUコンプのかかり具合とアタックタイムの違いがよくわかります。目測ではありますが、ポジションAは約1.6ms、Bは約10ms、Cは約40msと分かりました。次に、減衰音です。
●THRU今回のテストで、このコンプを通した際、B、Cポジの出力レベルがAポジより3.5-4.0dB程度レベルが上がることも判明しました。
これらの結果を元に、今後の録音作業に活かしていこうと思います。