2022/05/17

WAV PAD導入

 RolandのWAV PADを導入しました。

なにが良いって、とにかく軽い!軽くて小さい!たったの900グラム!ライブハウスでは、この手軽さは本当に便利です。一方、初代のWAVEDRUMはざっと10キロくらい...。重い...。もっと早く、導入すれば良かった...と今更ながら思うわけです。


きっかけは、長年愛用のWAVEDRUMに不具合が出始めたため。1994年発売のパーカッション・シンセサイザーのため、メーカーは既に対応終了。ある日突然立ち上がらなくなる心配から、迷いつつも、思い切って乗り換えました。WAV PADはプレッシャー効果が使えないのは痛いですが、欲しい音を素材として録り置きして、使いたいときにこのパッドに入れて持ち出そう作戦です。

WAVEDRUMだけでなく、生の打楽器でもこのWAV PADが活かせます。パーカッションセットを組んだ際、爆音の中では音の弱い打楽器は扱いにくいので、ライブではやむを得ず使うのを諦めた楽器がいくつかあります。その一つがブラジルの民族楽器・ビリンバウ。


個性的な音色ですし、バンドサウンドの中でも是非鳴らしてみたいなと。試しにビリンバウの音を自分で録音して、WAV PADにアサインし、更にアンプに繋いで鳴らしてみました。


思った通りかなりナマっぽい仕上がりです。ビリンバウだけでなく、シンバルを弓で弾いたあの「怖い音」も大音量且つリアルなトーンで鳴らせるので、大満足です。

近いうちに現場で使ってみたいと思います。