2017/06/26

掌で感じる音色 ~Texture~

レッスンやワークショップなどで、ご自分のものと違うカホンを使ったとき、打面に掌が当たった感触に「あれ?いつもと全然違う…」と違和感を覚えることがあると思います。

一口にカホンと言っても、本当にたくさんの種類があり、各メーカーから出ているモデルにもそれぞれ特徴があります。打面板の違いは、その一つです。

カホンの打面板の材質は、硬い木や柔らかい木、アクリルや金属などいろいろ。厚さもさまざまです。材質や厚さによって、心地よいサウンドを鳴らすことができる、ベストな『打ち加減』と『鳴り処』が異なります。


いろんなカホンを叩き比べると、まず、音色の違いに気づかれると思います。「パリっとしたキレがあって気持ちいい」や「重くドンと響く感じがすごい」など。

手を打面板に当てたときの感触もさまざまです。硬い打面だと、少し掌が痛いので楽しくないと感じる方もいれば、マッチョな力強さに高揚感を感じる方もいるでしょう。柔らかい打面で、負担なくラクに叩けると感じることもあれば、掌が一瞬沈み込む感触を物足りないと感じることもあるでしょう。

たくさんのカホンを試してみて、ぜひ、ご自分にしっくりくる1台を見つけて下さい!

ちなみに、僕はハードヒッターなので、スラップを打ち込んだときの「カツッ!」という音をしっかり出せるように、カホンの材質は硬い木&厚めの打面板が好みです。



【スタスタ・カホン塾】