2012/09/06

スタスタ・カホン in 台湾

09/01,02と【岡村聡士】くんのサポートで台湾の野外ライブ・イベントに出演しました。

先ずは1日目、2012 搖滾臺中 Rock In Taichung Festival。

このイベントは台中市内の巨大な公園で催されたロック・フェスで、
能量舞台・跳躍舞台・衝撃舞台・緑色舞台の4つのステージに分かれており、
我らが【岡村聡士】は跳躍舞台に出演しました。

 ゴリゴリのロック・バンドが多数出演する完全アウェイな状況で
お客さんの反応はどうなんだろうとかなり心配しましたが、
岡村くんの三線を弾きながら歌うスタイルがお客さんの心をつかんだようで
1曲演奏する度に大歓声が湧き起こりました!!

日本本土でも馴染みの少ないうちなーぐち(沖縄ことば)のコール&レスポンスにも
たくさんの人たちが反応して楽しそうに歌ってくれたり、カチャーシーを踊ってくれたりと、
台湾のスタッフさんも驚くほどの盛り上がりでした!

どうやらまだ台湾ではカホンという楽器がほとんど認知されていないらしく、
ドラムや太鼓のような音が出る木箱にお客さんはすごく興味を持ったようで、
日本ではありえないくらい写真を撮られました(笑)
しかも、私のカホン教則本が売れるという、本人も驚愕の事態!!
中国語版じゃないけど、大丈夫だったのかな…。

空き時間に会場近くの楽器店を覘いてみたら、ありましたよ、カホン!
お店の方に話を聞いたら台湾製もあるってことで、わざわざ奥から出してくれました。
試奏してみたら、ちゃんとした作りで、低音もしっかり出るし、しかも安い!!
買って帰ろうかと思ったけど、今回の荷物が飛行機の持込重量ギリギリだったので購入は敢え無く断念。
台湾でもアコースティックやストリートが流行ると、カホンも認知されるのかな…とか。



2日目は、2012 創意生活節 Creative Life Fastival。


初日はなんとか小雨で済みましたが、この日は夕方から雷鳴りまくり&豪雨。
聞いたところによると、この時期は毎日一度は天気が崩れるとか。
朝は晴れてたのに天気予報では雷雨マーク出てたのは、そういうことなんだね。

どう見てもこれは中止だろうと思いつつ、会場入り。



ところが!
さすが、今回のイベントでは持ってる男【岡村聡士】!!

セッティング、サウンドチェックとステージの準備が進むうちに雨も徐々に止み始め、
私たちの演奏が始まる頃には小雨に。
周りの建物の軒先やテントに避難していたお客さんたちもステージ前に集まってくれて
初日同様みんなでかちゃーしーを踊って大盛り上がり♪
しかもアンコールまで!!

ライブ後、カホンを見せて欲しいというおじさんが楽屋テントに現れて、
なにやら一般の方とは明らかに違う楽器の見方を。
話を聞いてみると、自身で創作楽器を作っているとか。
さらには自分が作った楽器を見てくれというので待っていたら、
出てきたのは高さ2メートル、縦横15センチ四方の巨大レインメーカー!!
これが信じられないくらい長時間ザーッて鳴る代物!!!
こんなの見たことないってんで、「これは売り物か?」と尋ねたら
どうやら一点モノらしく、目ん玉飛び出るくらいの値段!!!!
「カホンと交換ならいいよ」って言うから「まぢか?!」って思ったら冗談だってさ(笑)
台湾ではホントにカホンが知られてないんだね。


今回のライブのお話を持ってきてくれた『自由惑星音楽同盟』の足立さん、並びにドンリンさん、
エリカさん、中国語を全く話せない私たちをサポートして頂きありがとうございました。
そして、日本から同行して物販やらいろいろお世話をしてくれたなおみちゃん、じゅんちゃん、
ありがとうございました。

とっても楽しくて、とっても幸せな数日間でした。
次回来るときは、も少し言葉を覚えて来たいな。

多謝&再見!
台湾真好!