2020/12/27

カホンとマイク試行錯誤あれこれ

ドラマー田中陽さんの Helios Music Studio におじゃまして、彼が製作したオリジナルサブマイク【Solid Sub Mic】を使ってカホンのテストレコーディングをしてきました。

 
本来はバスドラムの低域用のマイクですが、カホンでもいい感じにふくよかな低音が録れました。使用したカホンは De Gregorio のベースカホンです。ぜひ、聴いてみてください。(※ヘッドフォン/イヤフォン推奨です。)
 

スペクトラムアナライザーで視覚的に確認したのが、下の画像になります。録音に使ったマイクは 1) カホンの中にSHURE BETA91A、2) 打面側にaudio technica ATM25、3) オーバーヘッドにAKG C414 XLIIを2本、そして 4) 田中さんの Solid Sub Mic です。

4) のサブマイクあり/なしで、低音の録り音にかなり違いが出ることが分かります。

まずは、1) 2) 3) 4) のマイクすべてをミックスしたもの。

次に 4) の Solid Sub Mic を抜いたもの。100Hzあたりをピークに、下の帯域がごっそりありません...

そして Solid Sub Mic のみ。低音をしっかり集音しています。

これまでカホンの録り方をいろいろ試してみましたが、このマイクのおかげで、カホンの録り音の答えが一つ出せた気がします。

田中さんありがとうございました。面白い試みができて楽しかった! 


☆Solid Sub Mic についてのお問い合わせ
Helios Music Studio
http://heliosdrums.com/infomation