2026/10/02

BOSS BD-2 MOD前所感

2006年製のBOSS BD-2(Blues Driver)を中古で入手しました。目的はモディファイ(改造)です。

元々所有していたBD-2は2017年製で、表面実装(SMD)基板のモデル。一方、今回購入した2006年製はスルーホール基板のモデルです。旧型オーディオインターフェースの改造などでハンダ付けの経験は少しありますが、コンパクトエフェクターの改造は今回が初めて。パーツ交換のしやすさを考えて、スルーホール基板の個体を探して購入しました。

きっかけは、基板構成やパーツの違いによって歪みのニュアンスがどう変わるのか、変わるのならどれほどなのか、興味が湧いたからです。

外観は一見するとほとんど違いがありません。

唯一気になったといえば、ポテンショメーターの軸の形状くらいです。2017年製はツルッとした平軸でしたが、2006年製はギザギザしたタイプになっていました。

裏蓋を開けてみると、中の違いは一目瞭然です。2017年製は基板周りがコンパクトにまとめられており、洗練された印象を受けます。ノイズ面でも有利そうです。

改造に取りかかる前に、まずはオリジナル同士で音の違いがどれくらいあるのか、同時に録音して比較してみました。

録音した波形の見た目には、ほとんど差がありません。

スペクトラムアナライザーで確認すると倍音成分に若干の違いは見られるものの、「誤差の範囲かな?」と感じる程度でした。

実際に出音を比べてみた肌感覚としては、2006年製(スルーホール基板)はバイパス(OFF)時の音抜けが少し甘く、エフェクトONの時は高域の倍音が多めに出ている印象です。

内部バッファ回路の仕様変更や、使用されているコンデンサの材質の違いなどが影響しているのかもしれません。

今回はひとまずツマミをすべて12時に固定して試しただけで、本格的な音作りまではしていません。実際に使うときは好みの音に寄せてセッティングしてしまうため、ONの音だけでどちらが優れているかを決めるのは難しいところです。ただ、バイパス時の音抜けの違いは全体の音作りに影響しそうなので、ノーマル状態の比較では2017年製(SMD版)に軍配が上がるかなと感じました。

とはいえ、エフェクトON時の根幹となる音が双方で大きく違わないのであれば、2006年製を改造する方向性がより明確になりました。改造後の変化も2017年製と比較しやすそうです。

「MOD作業編」へ続きます。