ハードオフで興味をそそるジャンク品のヘッドホンを見つけたので、修理してみることにしました。 機種はRolandのエントリーモデル「RH-5」。状態は「片側の音が出ない」とのことです。
テスターで確認すると、やはり右側だけ導通がありません。 スライダー部分を外してみたところ、渡り線の外装が破れて導体が見えている箇所を発見。これが原因と思われます。
渡り線を交換すべく、まずは全バラし。基本的な構造は一般的なヘッドホンと変わらないタイプだったので、スムーズに分解できました。 特にこだわりもなかったので、手元にあるパーツで修理を進めます。
交換用の渡り線には、定番の「BELDEN 8503」の赤・白を使用。 以前行ったMDR-CD900STの渡り線交換の時と同様、純正よりも線が太く、本数も2本になったことで、そのままでは収まりません。 そこで、イヤーハンガーの溝を削り、穴を開けて一旦外側に出してから、ハウジングにも穴を開けて内部に通す形に加工しました。
最後に左右のドライバーへハンダ付けして作業完了。導通チェックも問題なしです!
実際に試聴してみたところ、音質は悪くはないものの、ミックス作業には少し向かないと感じました。 そこで、本体の軽さ(190g)を活かし、外付けのBluetoothレシーバーを取り付けてワイヤレス専用機として活用することに。室内での「ながら聴き」にかなり良さそうです。
今回は、故障症状から原因を予想し、ネット上の修理情報に頼らず直すことができました。ヘッドホンの構造理解に自信がついた、満足のいく作業でした。





