2024/12/12

ディスコスタイル - カホン演奏とシリーズ動画まとめ

音楽生成AI音源を使った「カホンデモ演奏動画シリーズ」、とうとう、最後となりました!13本目は『Discotheque Style』です。ディスコ音源の鮮やかな曲調に合わせて、シュラグベルクのコンガ型カホン「ヤンブー」、他のパーカッションでアレンジしました。これまでの12本のサムネイルも合わせてお楽しみください。


Schlagwerk Yambu set
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【以下、本シリーズを終えての振り返りになります】

これまで自分が作ってきたデモ演奏動画は、簡単なパターン音源に合わせた演奏か、打楽器だけの動画がほとんどでした。メロディを作るのがやや苦手で、楽しめる楽曲を作るのにも、相当な労力と時間が掛かっていました。今回AI音源を使ってみたきっかけは、そういう現状を打破したかったのと、ネットニュースでアプリが紹介されていたので使ってみたら、特に短い動画制作に使い勝手が良かったことです。これまで躊躇して出来なかったこともやれそうだったので、とりあえず、いくつか目標を立ててやってみることにしました。その目標がこちら:

1)カホンを中心に、さまざまなジャンルの楽曲をパーカッションアレンジする
2)録音・ミックス・動画編集作業を効率化する
3)週1本のスピードで動画を公開する

それらについての所感がこちら:

1)さまざまなジャンルの楽曲をパーカッションアレンジする
動画の長さは1分半程度と決めました。全13本を作るに当たって、まずまとめて30曲ほど作り、全体のバランスを見てジャンルを絞り込みました。
パーカッションはざっくりしたイメージで用意して、細かいアレンジも録音/撮影前に決めてしまわずに、リズムパターンはその場で考えながら作業に臨みました。これが、とても面白かった!予想外のアレンジを思いついたり、イメージにぴったりの楽器が無いので別の物で代用したりしました。写真は、急きょ欲しくなってスタジオで手作りしたシェイカーです。100円ショップで眼鏡ケースと手芸用ビーズを買って作りました。


2)録音・ミックス・動画編集作業を効率化
コロナ禍がきっかけで始めたセルフレコーディングもそろそろ慣れてきたので、次はもっと、作業を効率化したいと思っていました。なので今回は録音は1曲当たり30分、複数の楽器を録る場合も1時間で終わらせるように努めました。ミックス作業はとにかく迷うことが多く、何度もやり直してしまい、またステムトラックに対するパーカッションの量感の着地点が見つからず、己の中にこれというイメージが足りないことを痛感しました。正解がないものだけに、本当に勉強になりました。
シンプルな動画にしたかったこともあって、編集は敢えて手間をかけないようにしました。iPad1台で撮り、ツールはiMovieのみ、編集時間の目安も1時間程度として、こちらは概ねクリアできたかと思います。サムネイルは画像生成AIで、毎回実に面白かったです。


3)週1本のスピードで動画を公開する
今回録音作業にあたって、普段レッスンをしている楽器店のスタジオを使わせていただいたので、限られた時間の中で終わらせる必要がり、これがスピードアップに一役買った感じでした。1本の動画にこだわり過ぎず、でも一定のクオリティに仕上げられるようにと、あれこれ試行錯誤、いい練習になりました。大変でしたが(笑)。

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3か月弱にわたってシリーズで制作したデモ演奏動画、やってみて、本当に良かったです。音楽生成AIは短時間で、安定したクオリティの曲を作れることがメリットです。少しひねくれた見方をすれば、いわゆる「カラオケ」に合わせて演奏しただけの動画とも言えます。ただ、作ったどの曲も、YouTubeのチェックでは著作権侵害になっていませんでした。印象的なメロディや、歌詞が含まれていないからかもしれません。となると作った曲を、動画以外の何かに使うこともできそうです。これからいろいろ試しながら、見つけていきたいと思っています。

☆この文章は、チャングー本人が書いたもので、AIではありません!