2022/12/29

ヘッドフォンアンプ導入

ヘッドフォンアンプを導入しました!Umbrella CompanyのHP-ADAPTER。ヘッドホン・バッファーアンプです。住環境的に、スピーカーを最適な音量で鳴らせないのでヘッドフォンを使うことが多く、耳へのストレスを減らしたいという理由と音への興味から、思いきって導入してみました。

普段使っているオーディオインターフェイスのヘッドフォン出力がやや低く、音の聞き取りにくさを感じて音量を上げがちでした。オーディオインターフェイスとヘッドフォンの間に機器を挟むことで音が変わるとよく言われますが、どれくらい変わるものなのか、いろいろ試してみました。

試聴に使ったオーディオインターフェイスは、Steinberg UR22C。そしてヘッドフォンは開放型・密閉型・イヤモニと各種用意。AKG K240 Studio・オーディオテクニカ ATM-R70x・オーディオテクニカ ATH-M20x・SENNHEISER IE 40 PRO の4つです。


試聴音源は2曲で『真夜中の五分前 サウンドトラック』から『Whisper of Rain』と、『南米のエリザベス・テイラー / 菊地 成孔』から『京マチ子の夜』。Cubaseに取り込んで再生しました。

ヘッドフォンアンプの有無で聴き比べてみた結果、アンプを使うことで、オーディオI/F側のヘッドフォン出力のボリュームのつまみが目視で1/2程度に下がりました。そして音質的には、音の輪郭が明瞭になる印象を受けました。各楽器の分離感が良くなって、個々の音がギュッとなっているようなイメージです。ピアノの高音が少し刺さる感じはありますが、ウッドベースや打楽器の低音はぐっと近くなりました。

完全なブラインドテストではありませんし、あくまでも私個人の感想ではありますが、「音がはっきりする」ことが実感できました。また使うヘッドフォンによって、ヘッドフォンアンプが要/不要になることもわかりました。特にATM-R70xに関してはこれまで「なんだか活かせてないな」と感じることがあったので、アンプを導入して良かったです。もしかすると、上級機種のオーディオI/Fならばもっと良いのかも...と考えたりしますが、それはそれ。笑